家庭菜園

いちごの簡単な育て方!プランターで甘くおいしいイチゴにするには?


そのまま食べてもジャムにしても、スイーツの添え物にしても、いろいろな楽しみ方ができるいちご。春を代表する食べ物ですが、いざスーパーで買うとなると1パック400円からと高額な食べ物でもありますよね。

実はいちごは畑がなくとも、プランターで簡単に収穫できるって知っていますか?私も数日前にさっそくプランターにいちごを植えました!
そこで今回はプランターを使ったいちごの育て方を写真付きで解説します!
冬の越し方や肥料のタイミングなど、知りたい情報をまとめていますのでぜひ参考にしてください。

いちご栽培の年間スケジュール

いちごを育てるには秋から春にかけて、いろいろとやることがあります。
まずはいちご栽培の大まかな年間スケジュールを知っておきましょう!

9月~10月下旬…いちごの定植(苗をプランターに植え付ける)
12月~2月…防寒対策(藁を敷つめる)
3月~4月…いちごの人工授粉を行う
5月~6月…収穫

このように、基本的に秋に子株をプランターに植え付け、冬は防寒対策。
春は実をつけるよう受粉を行います。
それでは、より詳細にいちごの特徴や育て方、おすすめの品種などの情報をご紹介していきますね。

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いちごの苗植え・収穫時期について

真っ赤な実をつけるいちごは、実はリンゴや梨と同じくバラ科の植物。
春に実をつけますが実は多年草で、ランナーというツルを植え付けることで毎年たくさんのいちごを収穫できます!

いちごは春になるイメージがありますが、実は春植えと秋植えができる四季成りの品種もあります。

四季成りいちごとは?

四季成りは名前のとおり、実をつけるのに最適な気温があれば1年中花を咲かせられる品種。
私たちが夏でもいちごを見かけるのは、この四季成りの品種をビニールハウスで育てているものが多いです。
ただし、高温短日の環境だとうまく育たないため、実質四季成りいちごは夏秋に出回るケースがほとんど。

四季成りの品種は「なつあかり」、「サマーフェアリー」、「サマーキャンディー」「とちひとみ」など。

一季成りいちごについて

一季成りは私たちにおなじみの、秋に植えて春に収穫するスタイルのいちご。
基本的にプランターや畑で収穫するとなると、こちらの一季成りが基本。

スケジュールは先ほどご紹介した年間スケジュールのとおりです。

苗の植えつけ:9~10月下旬まで
収穫:5~6月

気候によって多少の違いがありますが、基本的には本格的に寒くなる冬になる前に苗を植えます。
ちなみに暑さには弱いので、9月でまだ気温が高い場合は日中の気温が17~20℃まで落ち着いたころを選びましょう。

家庭菜園で育てやすいいちごの品種は?

現在いちごは本当にいろいろな品種があって、大粒なものから愛らしい小粒のもの。
甘みが強いものなどさまざまです。
よくテレビでは1粒数百円なんて高級ないちごも紹介されていますが、初心者でもプランターで育てやすい品種は次のようなものがおすすめですよ・

おおきみ

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果実はやや硬めですが、糖度が高くあまいいちごが楽しめます。

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初心者向け品種の定番。果実の大きさのバランスがよく、うどんこ病などの病気にも強いです。

宝交早生(ほうこうわせ)

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八雲とタホーを交配させてできた品種。
あまり市場では見かけませんが、プランター栽培もしやすく果実はやわらかいです。

ほかにも、定番人気の「とよのか」「さちのか」「アスカベリー」などがあります。どっしりとした実を食べたいのなら1つ30gにも成長する「ふさのか」はいかがでしょうか。

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いちご栽培のプランターについて

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プランターは、最近いちご栽培で人気のストロベリーポットやハーベリーポッドがおすすめです。
いちごは育つと子苗が増えていくので、積み重ねられるこちらは場所もとらず、せまいベランダーでもたくさんのいちごを収穫できますよ。
通常の長方形のプランターや、大きめの鉢を使うことも可能です。

いちごに合う土は?

いちごに合う土は市販されているタイプを使うと便利ですよ。
もし自分で作る場合は、弱アルカリ性の土を好むので

赤玉土6:腐葉土3:ピートモス1
野菜用培養土

このような土でもしっかりいちごが育ちます!

いちごの水やりについて

いちごは根が浅いので、すぐに乾燥しやすい植物です。
水を切らしてしまうと枯れる原因になるので、土が乾いているようだったらしっかり水やりをしましょう。
冬の間も土が乾いたら水が必要ですが、秋や春とくらべていちごが水を数量も減るので、ね腐れを起こさないように、気温が比較的高い午前中のうちに水やりをしてください。

いちごの肥料を与えるタイミングは?

まず植え付けの際に元肥として、油粕などの有機肥料を混ぜ込みます。
私は今回いちご専用の肥料を使ったので、面倒な方はあらかじめいちご用のものを用意しておくと便利ですよ。
ただし、チッソが多い肥料はいちごに害虫や病気がつきやすくなる原因になるので、くれぐれも注意してください。

追肥のタイミングは大きく分けて次の3つです!

・植え付けから約1か月後の11月

・2月

・3月(収穫まで2~3週間に1回)

3月からは2~3週間に1回のペースで、収穫までにしっかりいちごに肥料を与えて、果実をおいしく育てましょう。
ちなみに2月までは固形の緩効性のもので問題ありませんが、収穫が近づく3月からは液肥がおすすめですよ。

プランターでのいちごの植え方について

それでは、実際に私が今年いちごを植えた様子を写真付きでご紹介します。
と言っても、今回はプランターも土も肥料も以下のセットを利用しました。

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あとは苗だけを用意すればいいので、栽培初心者さんにおすすめのセットですよ!

①苗を用意する

今回は趣味で畑を作っているおじさんから、子株をわけてもらいました。
いちごは種から育てるのではなく、一般的にランナーと呼ばれる親株から育った子株を土に植えるのが一般的。
種から育てる場合は時間がかかるので、ホームセンターでも苗の状態で売られています。

 

苗は茎が太く、葉が緑で枯れていないものが理想です。

今回はもらいものなので葉が枯れているものもありましたが、植えた後枯れている葉を取りのぞいたので、特に問題なく育っています。

②プランターに鉢底石を入れる

いちごは湿気を嫌うので、しっかり水が出ていくようプランターの底に軽石を詰めておきましょう。

③土を入れる

プランターの場合はだいたい縁から3㎝程度の深さまで土を盛ってください。
今回は専用のストロベリーポットを使いましたが、通常のプランターなら深さは20㎝以上、幅は65㎝以上のもので3株程度が目安。

ちなみに素焼き鉢とくらべて、このようなプラスチックはやや通気性が劣るので、風通しのいい場所に置いてください。

④苗を植える

いちごは「クラウン」というこれから新芽が出てくる部分があります。
ここを全て隠してしまうと、生育が遅れる原因になるので基本的に浅植えが鉄則です!

そしてこちらが、いちごの「ランナー」と呼ばれる部分。
これは親株から古株に伸びたツルで、イチゴはランナーが伸びている反対側に実をつける特性があります。
もし私のように丸形のプランターに植える場合は、こうして内側にランナーを向けて苗を植えると、プランターの外側に果実が成るので収穫しやすくなりますよ。

また、いちごを植えた周辺の土が凹んでいると、水が溜まりやすくなってしまうのでできるだけ平行にならしてください!
植え付けたら水をたっぷり与えて、根が根付くのを待ちましょう。

 


 

いちごの冬の管理と注意点について

いちごは越冬し、春にようやく果実をつけます。
基本的にいちごは寒さに強いですが、寒冷地ではある程度防寒対策をしてあげましょう。
冷たい風が当たり過ぎない場所に移動し、土の上には藁を敷いておくのがおすすめです。

そして、冬越しの間は葉が枯れた状態になるので、必ず下葉をしっかり摘み取るのが大切。
冬の間の枯れた葉や変色した葉をそのままにしておくと、クラウンから伸びる新葉の生育に影響が出てしまいます。
1株あたりだいたい4~5枚くらいを残して、余計な葉は摘み取ってください。

また、冬の時期にもし花をつけた場合も、霜にあたると傷んでしまい実をつけることがありません。
残念ですが3月の春を待たずに咲いた花やつぼみは摘んでおくと、後に太く丈夫な茎が育ちたくさんのいちごが収穫できますよ。

おいしいいちごを作るには、この摘葉と摘花をしっかりやっておくことが大切です。

いちごの春の管理と注意点

ランナーを取りのぞく

暖かい3月を過ぎてくると、いちごの生育が盛んになりランナーが発生し始めます。
放置しておくといちごの生育に影響が出るうえ、プランターでスペースも限られているので忘れずに摘み取ってください。

鳥に食べられないようネットを張ろう

また、実が赤くなってくると鳥からいちごを食べられる可能性も。
鳥や小動物の被害に遭わないように、防鳥ネットを使うことをおすすめします。

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人工授粉について

植物は花粉を受粉し、実をつけますが自然環境とは少し違った家庭菜園の場合は、人工授粉をしないと実がつかない可能性もあります。
いちごは3月~4月にミツバチなど花に集まってきた虫を通じて、受粉が行われる「虫媒花(ちゅうばいか)」という植物。

しかし、たとえばいちごを栽培している場所が高層マンションのベランダなど、虫が少ないところに栽培する場合もありますよね。
虫たちの受粉が見込めない場合は、3月~4月の春に人工授粉を行いましょう。

と言っても方法は簡単で、やわらかい筆で花の中心を軽くなでていくだけ。
全体の花をなでることで自然と花粉が全体に行き渡り、5月に実がなり始めます。

受粉に成功できるよう、1回だけでなく数日あけて何回か繰り返し行うのがおすすめです。

いちごの病気や害虫について

いちごがかかりやすい病気は?

いちごがかかりやすい病気は「うどんこ病」や「灰色かび病」があります。
どちらも発生する主な原因は多湿の環境が続くこと。
イチゴは乾燥が苦手ですが、同時に水はけが悪い環境だとうどんこ病などのカビが発生しやすくなります。

水はけがよくなるよう、土の盛り方や鉢底石を使うなど、植え方に注意してみましょう。

関連記事

バラやイチゴも注意!植物の「うどんこ病」とは?原因と対策を知ろう

いちごにつきやすい害虫

アブラムシ類

葉の裏や茎に発生しやすいアブラムシは、春から秋に注意が必要な害虫。
いちごは口にするものなので、見つけ次第自力で取り除くのがベストです。
もし大量に発生してしまった場合は、まだ実をつける前ならマラソン乳液、モスピラン水溶剤などのアブラムシ駆除用の殺虫剤を使いましょう。

ダニ類

肉眼では見えないほどの小さなダニも、いちごなどのほとんどの植物につくことがあります。
特に温度が高い、乾燥している場所だと発生率が高くなるので、土の乾燥が続かないようこまめにチェックして適度に水やりをすることが予防につながります。

放っておくと葉にクモの巣が張ったような見た目になり、根本的に取り除くのがむずかしくなってしまいます。
初期の段階なら、ダニ用の駆除剤を使って除去しましょう。

ヨトウムシやナメクジ

葉をカットしてしまうヨトウムシや、葉を食べてしまうナメクジにも注意してください。
見つけ次第、いちごが食べられる前に駆除していきましょう。

甘い・おいしいいちごを育てるコツは?

せっかくいちごを育てるのなら、売られているもののように甘くおいしい実をつけたいですよね。
いちごを甘くするために、ここまで紹介した点を要約してみました。
ぜひ以下の点を心がけて、おいしいいちごを育てていきましょう!

日当たり・風とおしの良い場所に置く

いちごは湿気と高温が苦手です。
夏は半日陰の風通しの良いところで管理し、花をつける春になったら長時間日が当たる日当たりのいい場所に置きましょう。
気温が25度以上になる日は、いちごの苗が傷まないよう直射日光を避けて置いてください。

摘花・摘蕾をする

いちごの花が咲いたら、そのままにせず花を5輪程度まで減らしましょう。
また、先ほどもご紹介したように寒い時期につけた花は、病気の原因になるので取り除くことが大切です。
余計な花をとっておくと、養分が果実全体に行き渡り甘いいちごになります。

冬場は水やりを控えめに

長い時間乾燥が続くのは苗を弱らせてしまいますが、冬の間は秋や春よりも水やりの回数を減らしましょう。
冬の間に水を控えめにしておくことで、いちごの糖度が高まりおいしくなりますよ。

また、専用の土や肥料を使っているなら問題ありませんが、自分で選んだ場合はいちごに会っているものかどうかチェックしてみてください。
特に肥料はチッソ分が多いといちごの花が咲かず、実もつけにくいので間違わないよう気を付けてください!

まとめ

いちごはプランターでもしっかりおいしい実を育てられます。
むずかしいイメージがありますが、実は専用の土と肥料を使えば手軽に育てられます。
特に高層のマンションでなければ、無理に受粉を助けなくとも実をつけますが、人工授粉をしたり、余計な花を摘んだりすることで、1粒1粒に甘さが詰まったおいしいいちごになりますよ!

また冬になったら、いちごの寒さ対策の様子や春の収穫の様子を追記していきますね!

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